
人は生まれたときに朝型か夜型かが決まっていて、それが一生変わらないということではありません。
本人が意識するかどうかは別にして、人生のさまざまなステージで、
さまざまな要因によって朝型になったり夜型になったりと何度も切り替えを行うことになります。
その時点での生活環境によって、人の睡眠環境は大きく影響を受けます。
学生の時は好きなだけ夜更かしをして昼近くまで寝ているという怠惰な生活をしていた人でも、
社会人になって会社勤めをするようになると毎朝一定の時間に起きる朝型に切り替えることになります。
こうして、ずっと夜型だった若者の多くが、社会に出るタイミングで朝型への切り替えを行います。
また、郊外に自宅を持つようになったり、転職によって勤務地が自宅から遠くなるといった理由で、
早起きしなくてはいけなくなることもあるでしょう。
また、新しい趣味を見つけて、それに熱中するあまり夜型になってしまった、というケースも考えられます。
老人は朝が早い」と言われるように、人は年齢を重ねるにつれて、早く起きることがつらくなくなってきます。
これは、年をとると脳の老化が進み、深い睡眠が少なくなり眠りが浅くなるためです。
このようにして、ずっと夜型だった人が、年をとったことによっていつの間にか朝型になってきた、
ということがよあります。
環境や年齢に関わらず、人は自分の意思で朝型か夜型かを、ある程度決定することができます。
近年、朝の時間を有効活用しようという意識の人が増えてきています。
仕事が忙しくて毎日帰りが遅く、帰宅後に自分の趣味や勉強に費やす時間がない人は、
朝の出社前の時間を有効に使うしかありません。
連日仕事に忙殺され、会社と自宅の往復をしているだけでは、
人生の充実感を味わうことができず、思い切って夜型から朝型生活に切り替えようという人が増えてきたのです。